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ガレキのバリ取り・バリ跡処理をしよう

ガレキのバリ取りについて解説していきます。

 

必要な機材一覧

画像

機材名

価格

入手先

ニッパー

プラスチック用ニッパー

1000円〜

amazon

ヨドバシカメラ

模型店など

デザインナイフ

デザインナイフ

500円〜

amazon

ヨドバシカメラ

模型店など

棒ヤスリ

1000円〜

amazon

ヨドバシカメラ

ホームセンターなど

紙ヤスリ

(1000番までの)紙やすり

100円〜

ヨドバシカメラ

ホームセンターなど

(2000番以上の)紙やすり

500円〜

楽天

ヨドバシカメラ

模型店など

スポンジヤスリ

スポンジヤスリ

500円〜

amazon

ヨドバシカメラ

模型店など

 

バリって何?

要はパーツの余白部分

 

ガレージキットのパーツ製造は型に素材を流し込むことで作られています、
素材を流し込むためには穴が必要で、その穴の名残がパーツのバリとして残ります、
製造過程でどうしても出来てしまう代物で、このバリを如何にキレイに処理するかが、
ガレキ製作の腕の見せ所となります。

 

ニッパーを切れ味の良いものを

バリの大まかな切り取りはニッパーを使って行います、
ただしニッパーは出来るだけ薄刃で切れ味の良いものを選んで下さい、
切れ味の悪いニッパーを使えば、部品の切断面が白化して見栄えば悪くなります。
ニッパーが変わるだけでこれだけ違う

 

例えばニッパーが変わるだけで、切断した表面にこれだけ差が出ます、
色の濃いパーツほど、この差が顕著になるのでニッパー選びは重要です。
管理人オススメの薄刃ニッパーはコチラ

先細薄刃ニッパー(ゲートカット用)

2500円

 

切り取る前にパーツを再確認

バリは基本的にパーツから出っ張った部分です、大体見た目で判別出来ますが、
中にはバリと思った出っ張りが、パーツの一部だったりすることもあります、
間違って切断してしまえば、組み立てる時に泣きを見ることになります、

 

出っ張ってるしこれはバリかな?

 

見た目だけでバリを判断するのは危険です、
と思ったらパーツの一部だった、危ない危ない
切り取る前に必ずパーツ表で形を確認してからパーツを切り取りましょう。

 

バリの切り取りは余白を多めに

根元を攻めすぎるとパーツ本体が割れちゃいます・・・
最初にバリを切り取るときは余白を多めに切り取りましょう、
あまり根元を切りすぎるとパーツ本体に被害が出てしまうことも、
余白部分は後でキレイに処理出来るので、多少多めでも問題ありません。

 

切り取ったバリは保存しよう

バリはパーツと同じ素材で出来ているため、パーツが破損した場合の補修部品になります、
そのまま捨てるのは勿体無いのでバリは捨てずに残し、万が一の為に備えておきましょう。
パウチ等に保存すると便利です

 

バリの除去をしよう

ちょっと段差があるくらいまでが目安
切り取ったパーツのバリの部分をさらに細かく切り取ります、
ニッパーを使って残り1ミリ程度までキレイに切り取りましょう、
残りを平坦にキレイに処理するのはニッパーでは難しいので、
状況に応じて別の手段でバリ跡の処理をしていきます。

 

素材や軟らかい場合

スライサーで野菜をカットする感覚で少しずつ削りましょう
ガレキが軟らかめの素材ならデザインナイフでのバリ処理がオススメです、
デザインナイフの刃先をを削りたい部分に当てて、
軽く力を掛けながら手前に引いてバリの部分を少しずつ削っていきます、
ただし力を入れすぎるとパーツを抉ったり、デザインナイフの刃が折れたりするので、
力加減は慎重にやりましょう。

 

素材が硬い場合

ヤスリを斜めに当てるとキレイに処理しやすい
デザインナイフで処理しくい硬さであれば、棒ヤスリを使った処理がオススメ、
バリの突部分にヤスリをあてて、バリを削っていきます、
パーツを削り過ぎないように、バリを確認しながら段差がなくなるまで慎重に、
棒ヤスリをバリに対して斜めにヤスリを当てるときれいに処理しやすいです。

 

紙やすりで仕上げ

バリの段差が無くなったら紙やすりを使って仕上げをしていきます、
最初が600番の程度から初めて、細かい傷が無くなるまでキレイに整えましょう、
曲面を処理する場合はスポンジヤスリを使用するとキレイに処理できます。

 

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961円

 

濃い色のパーツは処理した部分が白化してしまうかもしれませんが、
更に高い番号の紙ヤスリで丁寧に処理していけばキレイに出来ます。
根気が必要な作業ですが頑張っていきましょう。

 

 まとめ

・バリはパーツの余白
・ニッパーは切れ味良く、薄刃のものを
・切断前にパーツ確認
・切り取りは余白を多めに
・バリ処理の力加減は慎重に
・仕上げは紙やすり

 

 

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